八重山毎日新聞 3月25日
与那国島
郡民の会が抗議声明
電磁波など健康被害を指摘

 

与那国町出身者を中心に組織する「平和で豊かな与那国町の発展を願う八重山郡民の会」(共同代表・富里八重子、小嶺長政)は24日、与那国島への陸上自衛隊配備に伴って自然環境の破壊、電磁波による健康被害などがあるとする抗議声明を発表をした。
近く町と防衛省に送付する。
声明では▽自然環境調査結果の全面公開▽町民と行政が一体となって策定した自立ビジョンに基づいた総合計画の実践 - などを求めている。
官公労共済会館内で会見した富里代表は「出身者の一人として危機感を持っている。子供たちに自然豊かな未来を残すことが大事だ」、小嶺代表は「全住民で、自衛隊基地に頼らない発展に取り組んでほしい」と述べた。

(写真)自衛隊配備に伴う問題点などを指摘する「平和で豊かな与那国町の発展を願う八重山郡民の会」の共同代表の富里八重子氏(中)、小嶺長政氏(右)ら=24日午前、官公労共済会館内


与那国町ホームページ/自立ビジョン
http://www.town.yonaguni.okinawa.jp/project/ziritsu.htm