宮古新報 (5月31日の市民グループと副市長の面談について)

異議申立書なぜ放置
てぃだぬふぁ未来つくる会

副市長の真意質す

てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会 (石嶺香織、楚南有香子共同代表)は31日、市役所平良庁舎内で長濱政治副市長と面談し、宮古島への陸上配備に関する協議書を市が不開示にしたことに対する「異議申立書」が約2ヶ月放置されていたとして「職員は副市長から指示があったと聞いている」とし、その真意を説明するよう求めた。

 

長濱副市長は「2月に学術部会が開かれ、3月中旬には地下水審議会が開かれると聞いた。

議事録はすぐにでも公表されると思いしばらく待ってみてはと言っただけ。

スケジュールが変わったなら担当部が対応すべきだった」との認識を示した。

 

これに楚南共同代表は「私たちは情報開示しないと判断されたことにも不服を申し出た。議事録の公開だけを求めた訳ではない」と強く反発。

 

石嶺共同代表は「条例にある通り速やかに提出していれば防衛局が取り下げる前に協議書、議事録ともに公開されていた」と詰め寄り、責任の所在を明らかにするように求めた。

 

また、学術部会の報告書改ざん問題について長濱副市長は「文言は私が修正した」ことを改めて認め、市長も確認したかどうかについては「分からない」と答えた。

 

「異議申立書」が放置されていた問題で長濱副市長に説明を求める(左から)石嶺共同代表、楚南共同代表=市役所平良庁舎

字幕修正版「いろいろわからない副市長」