30㌶にもなる基地建設に伴う自然環境への懸念に対して、中山市長は論点をすり替えた発言。自然環境への影響についても、軍事基地の建設となれば、仮に訓練が海上や他の離島であっても、武器を洗浄する際や、火薬庫下などからの土壌汚染は免れない。 メモ:石垣島自衛隊配備推進協議会

八重山毎日新聞2016年3月16日付
「住民投票はそぐわない」 陸自配備計画で中山市長 石 垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画で中山義隆市長は15日、市議会3月定例会一般質問の中で「国防・国の安全保障に関することなので住民投票自体はそぐ はないと考えている。
市議会の場で議論していくことが肝要かと思っている」と述べ、これまで「現時点で考えていない」としてきた住民投票に難色を示した。
福島英光氏の質問に答えた。
計画への賛否については「現時点で(昨年11月に)防衛大臣から配備の依頼を伺い、その資料以上の情報は入手していないので情報が不足している状態だ。
その状況で賛否を表明するべきではないと思っている」と述べた。 そ の上で「賛否の請願や陳情を議会で議論していただいている。
請願の可決、否決のみで住民の意思が判断されたと一概に言えるものではないと思うが、議員は市 民の代表としての議会の場で議論しているので、議会の判断は非常に重い。
最終的に判断する場合の材料の一つとしては価値があるものと思っている」として、 議会の判断を重視する考えを示した。
福島氏は「基地の大きさは30㌶にもなると聞いている」と述べ、基地建設に伴う自然環境への影響を懸念したが、中山市長は「市内では20〜40㌶というような大きな開発や土地改良などの事業があり、必ずしも島の自然環境を守るという言葉のもとに全ての開発をとめるということはそぐわないと考えている」と答えた。

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