石垣島

八重山諸島(石垣島・西表島・与那国島)の政治・経済・教育・交通などの中心地で、県庁所在地である那覇市との距離は南西に410km以上。
(逆に台湾との距離、およそ270km)、八重山(ヤイマ)。
白保竿根田原洞穴遺跡から日本最古と見られる約2万年前の人骨が発見される。
市長は中山 義隆

(2014年3月、自民党、公明党の推薦を受け、石垣市長選挙に再び出馬し当選)

石垣島は警備部隊・ミサイル部隊の配備、またV-22 オスプレイも予定されています。
防衛省(=ペンタゴン)がなぜ、強硬に自衛隊配備するのか知ってるのでしょうか。

石垣市は、与那国や、宮古島より住民の意思がはっきり表れている印象が強いです。
主な推進グループは「石垣島自衛隊配備推進協議会・2015年発足
=(八重山防衛協会、自衛隊父兄会八重山支部及び隊友会八重山支部)
同年末には「石垣島への自衛隊配備の魅力」と題した小冊子を作成・配布。
詳細は ↓ 。

石垣島への陸上自衛隊配備計画と住民への説明に関する質問主意書

提出者/仲里利信
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a190124.htm

配備予定周囲の3公民館が揃って配備反対の誓願書を提出したり、市民が石垣市役所をヒューマンチェーンで囲むなど、市民の意思をはっきり示しています。

その後、4月11日 2016年、防衛省主催での「内容の無い説明会」を行いました。

主催者側が、それを認めて「再度行う必要がある」というくらいです。
説明会といっても「平得大俣近辺の市有地」という大雑把な情報が、唯一ある程度。
あとは、災害時における自衛隊の今までの活動を延々を続けたり、隅々まで石垣島への配備に関係しないで終わりました。


石垣島〜西表島の地図。


南西諸島広域地図での位置関係。(情報が古くなってきました)


防衛省主催、石垣市住民への自衛隊配備説明会説明会。
沖縄防衛局企画部・地方協力確保室:久米?。
沖縄防衛局企画部長:森 浩久 (モリ ヒロヒサ)
主催:石垣島自衛隊配備推進協議会

4月22日 2016年

 

防衛省主催、石垣市住民への自衛隊配備説明会説明会/質疑応答 4月22日 2016年
沖縄防衛局企画部・地方協力確保室:久米?。
沖縄防衛局企画部長:森 浩久 (モリ ヒロヒサ)
主催:石垣島自衛隊配備推進協議会

4月22日 2016年


I LOVE 石垣 さん

いしがき好きの いしがき好きによる いしがきの未来を考えるサイト

http://loveishigaki.jp/

ダウンロード
「石垣島に自衛隊が必要ないわけ(中学生にも分かりやすく)」
I LOVE いしがきホームページにPDF版があります。
拡散してくださいね。
 http://loveishigaki.jp/archive/argument/rontenFB.pdf
「石垣島に自衛隊が必要ないわけ」.pdf
PDFファイル 122.9 KB

八重山毎日新聞2016年3月9日付
石垣、平得大俣地区への陸上配備計画について3公民館長が市役所を訪れ、同計画撤回を防衛省に求める要望書を漢那 政弘 副市長に手渡した。
開南、川平館長「計画を白紙撤回してもらうことが一番の要望だ」
嵩田、花谷史郎館長館長「情報がない中で受け入れるというこ結果はありえないということを市長や議会に念を押して伝えたい」
於茂登は嶺井 善 館長。


石垣島・反対する3公民館と自衛隊配備候補地

海南公民館 (川平重治館長)

嵩田公民館 (金城哲弘館長)

於茂登公民館 (嶺井善館長)


琉球弧の軍事基地化に反対するネットワークさん

3月30日、東京で「宮古島・石垣島の自衛隊配備を止めよう! 3・30集会」日中には防衛省への要請行動を予定。

戦争法の舞台=宮古・石垣を戦場にさせない!
政府へ、全国へ訴えよう! 東京行動に多くのみなさんの参加を!

宮古島・石垣島の自衛隊配備を止めよう! 3・30集会
3月30日(水)午後6時30分開始
京橋プラザ区民館・多目的ホール

主催:宮古島・石垣島の自衛隊配備を止めよう! 3・30東京集会実行委員会

3月30日、日中には防衛省への要請行動を予定しています。
29日には国会前で、「安保法施行」に抗議する大規模な集会(主催 総がかり行動実行委& SEALDS  & 学者の会 )があり、そこにも参加する予定ですが、石垣、宮古からの発言の機会が得られるかもしれません。

東京行動参加団体
・とめよう自衛隊配備!東京行動宮古島実行委員会
・石垣島への自衛隊配備を止める住民の会
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琉球弧の軍事基地化に反対するネットワーク

<http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-98.html>


八重山毎日 web版 2015年12月23日  (この時点では12㌶、その後30㌶に・・)

陸自石垣島配備候補地に市有地12㌶余 周辺公民館情報開示求める
住民への説明回は結局、一部の関係者に限定されてた。
有事の際の質問や説明はなされたのだろうか・・
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①説明回について
「石垣市の當真政光総務部長は22日、同省沖縄防衛局に説明会を開催するよう申し入れ、日程を調整する考えを伝えたことを、要請に訪れた石垣島への自衛隊配備を止める住民の会に伝えた。當真部長によると、11日に閉会した12月議会の翌週に連絡したという。
 これに対し、住民の会は「全住民にかかわる問題。近隣公民館に矮小化して、住民への説明は済んだというのでは困る。市民全体への説明会を求めてほしい」と注文をつけた。」
②配備先候補地について
石垣島への陸上自衛隊配備計画をめぐり、防衛省が選定した配備先候補地にかかっている市有地が4筆約12.4㌶余あることが、八重山毎日新聞社の調べで分かった。
八重山毎日新聞<http://www.y-mainichi.co.jp/news/29027/>


自衛隊配備についての住民投票に対し「議員は市民の代表としての議会の場で議論している」とか、宮古島の下地敏彦市長と同じ言い回し。
また、30㌶にもなる基地建設に伴う自然環境への影響を懸念に対しては、論点をすり替えた発言、「情報が不足している状態」と発言してるくせに。
(ところで、市有地12㌶って事じゃなかった?)
自然環境への影響についても、軍事基地の建設となれば、仮に訓練が海上や他の離島であっても、武器を洗浄する際や、火薬庫下などからの重金属による土壌汚染は免れない。

メモの中のメモ:石垣島自衛隊配備推進協議会(三木巌会長)‬
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八重山毎日新聞2016年3月16日付

「住民投票はそぐわない」

陸自配備計画で中山市長
石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画で中山義隆市長は15日、市議会3月定例会一般質問の中で「国防・国の安全保障に関することなので住民投票自体はそぐはないと考えている。市議会の場で議論していくことが肝要かと思っている」と述べ、これまで「現時点で考えていない」としてきた住民投票に難色を示した。
福島英光氏の質問に答えた。
計画への賛否については「現時点で(昨年11月に)防衛大臣から配備の依頼を伺い、その資料以上の情報は入手していないので情報が不足している状態だ。その状況で賛否を表明するべきではないと思っている」と述べた。
その上で「賛否の請願や陳情を議会で議論していただいている。請願の可決、否決のみで住民の意思が判断されたと一概に言えるものではないと思うが、議員は市民の代表としての議会の場で議論しているので、議会の判断は非常に重い。最終的に判断する場合の材料の一つとしては価値があるものと思っている」として、議会の判断を重視する考えを示した。
福島氏は「基地の大きさは30㌶にもなると聞いている」と述べ、基地建設に伴う自然環境への影響を懸念したが、中山市長は「市内では20〜40㌶というような大きな開発や土地改良などの事業があり、必ずしも島の自然環境を守るという言葉のもとに全ての開発をとめるということはそぐわないと考えている」と答えた。


尖閣周辺に自衛艦が派遣され、日中の軍艦がにらみ合う状態ともなれば、軍事的緊張は一挙に高まり、不測の事態も予想される。軍隊で島しょ住民を守ることができないことは歴史の教訓だ。八重山郡民は古代ローマ時代の故事にいう「ルビコン川」を渡ってはならない。
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八重山毎日新聞 2016年1月23日付 社説

予定地周辺3公民館が断固反対を決議
■周辺住民無視の配備に憤り
 石垣島への自衛隊配備が予定されている平得大俣地区に近い開南、嵩田、於茂登の3公民館が相次いで臨時総会を開き反対を表明。13日には3公民館の役員ら20人が3地区に近接する配備計画に共同で反対することを確認。15日に3公民館長が石垣市を訪れ、中谷元防衛大臣あての「抗議文」を提出した。
 抗議文は平得大俣地区への自衛隊配備計画に断固反対。理由として候補地は純農村地帯で島の中央に位置し、基地ができると若い世代が帰ってこなくなる。生活環境が変わり生活がしづらくなる。また、情報を公開せず予定地を決めたことは地域住民を無視しているとして、配備計画の一方的な進め方に抗議している。
 それを受けて中山義隆市長は、3公民館の抗議として受け止め、防衛省へ送付する。配備計画に対する今後の展開については現時点でコメントすることはできないと述べたが、周辺公民館が受け入れないとしたのだから市長も防衛省に配備断念を求めるべきだ。
■自衛隊は「大企業」?
 自衛隊配備計画については反対派と推進派が署名活動や講演会などを行っているが、石垣島自衛隊配備推進協議会(三木巌会長)は「石垣島への自衛隊配備の魅力」と題した冊子を作成し配布。自衛隊の任務や配備理由の説明では、自衛隊は500~600人が勤務できる「大企業」で、老人ホームや保育園、幼稚園での音楽演奏会、スポーツ指導、観光地の清掃活動などのボランティア活動や地元の自治会との交流、経済効果などにページを割いている。
 これは自衛隊の任務とはかけ離れたものであり、市民が自衛隊配備により戦争に巻き込まれるのではないかという不安や、戦争体験からくる「軍隊は住民を守らない」という、疑念に応えるものではない。市民を欺くものだ。
 「石垣島の誘導弾(ミサイル)部隊は発射機などの操作を訓練し、専門的な技術を磨きます」に至っては、石垣島配備の必要性はない。凪(なぎ)の島にあえて波風をたてるようなものだ。
■ヘリ部隊、海自も配備か
 13日、防衛省は陸上自衛隊ヘリコプター部隊の先島配備を検討していることを公式に認めた。防衛省関係者は配備先について石垣島か宮古島を念頭に検討を進めているといわれる。中山市長は「現時点で打診もなく具体的に何か決まったことではない」と述べている。
 ヘリ配備、基地建設ともなれば当然、飛行や離着陸訓練による騒音も懸念される。尖閣有事を想定してオスプレイが配備される可能性も払拭(ふっしょく)できない。
 中山市長はもっと真剣に考えるべきだ。12日には中谷防衛大臣が記者会見で中国軍艦が尖閣領海侵犯した場合、自衛艦船の派遣もあり得るとの認識を示した。
 尖閣周辺の中国海軍に対抗するため、海上自衛隊の基地が八重山に置かれる可能性は十分にあると指摘もあるが、与那国町では海上自衛隊を誘致する会も発足したという。「不沈空母」の島となるのか、その動向に注目したい。
 尖閣周辺に自衛艦が派遣され、日中の軍艦がにらみ合う状態ともなれば、軍事的緊張は一挙に高まり、不測の事態も予想される。そうなれば、八重山が最前線に立つことになる。軍隊で島しょ住民を守ることができないことは歴史の教訓だ。八重山郡民は古代ローマ時代の故事にいう「ルビコン川」を渡ってはならない。